about 4R

4Rってなに??

循環型社会を構築するために廃棄物処理やリサイクルの優先順位として別項目で説明されている3R(「デュース(Reduce=ごみの発生抑制)」「リユース(Reuse=再使用)」「リサイクル(Recycle=再資源化)」に1R「リフューズ(Refuse=ごみになるものを買わない)」をプラスしたものです。

Rの4番目については、「Recover=回収」や「Repair=修理・修繕」もしくは「Replace=代替素材への置き換え」が適当といった意見や考え方があります。

From 3R to 4R

3Rから4Rへ

3Rに基づいた様々な活動は自治体や企業も積極的に行い、私達の暮らしの中にも取り入れられてきています。しかし、それでもなお、現在も私達が生産する製品の多くは温室効果ガスを発生させ、地球温暖化は加速し、また、必要以上に物を廃棄することで、海や野生の生物らに影響を及ぼし続けています。

こうした背景の中、地球で起きている環境問題に改めて人々が目を向けるきっかけとなったのが、2015年9月に国連サミットで採択されたSDGsです。
その12番目の目標「つくる責任・つかう責任」の一つに、廃棄物の発生防止、削減、再生利用によって2030年までに大幅に廃棄物を削減する事が掲げられています。

また、エシカル消費やゼロ・ウェイストなどという言葉も生まれ、より一歩進んだアクションを起こす概念としてRefuse(リフューズ/断る)を加えた「4R」が世界に広まりました。

3Rは出したゴミをどう少なくするかという視点ですが、最初からごみを出さないという「4R」の考え方は、サーキュラーエコノミーにも繋がります。